2015年12月2日水曜日

ツイッターは放置だけど人の謝罪には関心がある: 高校生の「黒人死ねよ」


実は、ツイッターアカウントを持ってる。

でも、おっちゃん、基本的に口数が多いのね。

発狂しても捲し立てるクセがある。

ツイッターの意図と、そぐわなかった。



人の謝罪は生き方の覚悟の現れと思う。

小選挙区で自惚れてるだけの政治家が総じて謝罪を拒みたがるのも納得だ。

だから、「どう謝るのか?」は、人として、男として興味がある。

そこには、当然、「謝ればいいってもんじゃない」って意識が強いし、自分自身も、それで済ますようなヤツにはなりたくない。



新潟日報には言いたいことが山ほどある。

中でも酷かったのは、佐渡の「新潟の奥座敷」呼ばわり。

下の下のとんでもない差別だ。

島民意識にとっちゃ表座敷は新潟でなく佐渡そのもの。

だから自治区足り得る。

それを百も承知で、根拠なく、オタ公が良く言う「うえ目線」から、頭ごなしに、まるで組み伏せるような言いようは、差別意識の表れ以外、なんでもない。

絶版された昔の「裏日本」表現と一緒だよ。

つまり、その理屈で言うと、佐渡は新潟の「表」になる。

日報が勝手に、奥へ押しやるんじゃねぇよ、すかたん。

こんな拙い、浅はかな意識、無神経さが、実は、地方組織の深層だと思うとゾっとする。



11月20日、新潟日報社・上越支社報道部長がツイッターに中傷内容を書き込んで大きな話題になった。

でも、それは、新潟水俣病第三次訴訟・原告弁護団長へのもので、恫喝とも受け取れる犯罪レベル。

当人は「酒に酔って」と弁解したらしいが、背景は、それで済む次元にない。

当人のツイッターは、謝罪内容が連投され、同社は25日、左遷人事を発表した。

が、

左遷人事は社の責任対応の一つで、当人のものじゃない。



11月28日、J1リーグで浦和に勝ったG大阪のブラジル人選手に向け、「黒人死ねよ」とツイートされ、人種問題を含め、これも大きく話題になった。

29日、「自分がやったので謝罪したい」と名乗り出たのが埼玉の高校生。

もはや総理の白人気取りは高校生にまで及んでるらしい。

ブラジル人選手は意に介していないようすだが、そりゃそうだ。

おっちゃんが、その選手なら、「こっちは黒だけど、お前は黄」と笑うだけ。

ここでムキになって、有色人種同士がいがみ合うのは、むしろ白人主義への迎合だ。

そんな複雑ながら、助け合うべき関係へ、まるで部外者のように唾を吐きかけた高校生の「謝罪したい」が、大衆主義に塗れた無節操さの上塗りにしか映らないのは、自分だけか?



おい、総理、

謝りゃ良いってもんじゃねぇだろ?


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