2015年6月23日火曜日

ETS2-MOD: トレイラー・スキンを作ってみたよん


ガメチン編:




結局、これが一番作りたかった編:
ま、シャレね。
配布もなし。




作り方編:

ETS2がゲーム内で使う画像は「.dds」形式で、懐かしいsims4と一緒。
トレイラー・スキンも、既成の「図柄」をテンプレートに見立て、上書きするだけだからソフトが流用できるかと思い、ddsプラグインを入れたグラフィック編集ソフトの「GIMP2.8」でETS2のdds画像を取り込もうとしたけど、何故かエラーの山。
で、流用は止めに。


先ずは、SCSがゲームフォルダに同梱させてるシステム要素を解凍する。
コマンドプロンプト操作は必要なし。

・デスクトップに適当な名(aaaa)のフォルダを作る。

http://www.eurotrucksimulator2.com/mod_tools.phpの「GAME ARCHIVE EXTRACTOR」から「scs_extractor.zip」をDL。
解凍して現れる「scs_extractor.exe」を、そのフォルダに入れる。

・(Steamの場合)C\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Euro Truck Simulator 2から「base.scs」をコピーし、aaaaフォルダに貼り付け。

・その「base.scs」を左クリックした状態でドラッグし、「scs_extractor.exe」上に落とす。

するとコマンドプロンプトが自動で開き、解凍を始める。

気を付けるのは、この解凍に9分前後という長い時間を要すこと。

コマンドプロンプトが「48000entry」等と表示させ、フォルダ類が現れたところで終わったと早合点し、その画面を閉じてしまうと永遠に解凍されない。

HDDの動作ランプがPCに備わるなら、その点滅で分かる。
解凍が終了するとコマンドプロンプトは自動で閉じる。


ddsファイルを開き、また他の画像形式をddsに変換するツール、DXTBmpを、
http://www.mwgfx.co.uk/programs/dxtbmp.htmからDLし、インストールする。
DLリンクはページの最下部。

ここで大事なのは、トレイラー・スキン作成のためのグラフィックソフトをDXTBmpに登録しておくこと。
それにより、「図柄」テンプレートの台紙を破損することなく、グラフィックソフトへ送り、完全なサイズのまま、編集が行える。

登録には、赤丸をクリックし、グラフィックソフト.exeの場所を指定してやれば良い。



・DXTBmpを起動し、上部目次のFileから「Open」をクリック。         aaaaフォルダのvehicle\trailer_eu\companyからeurogoodies.ddsを選択。
ここで開いたものがスキン作成のテンプレートになる。

・上部目次の「Image」から「Send to Editor」をクリック。
問題がなければ、登録したグラフィックソフトがeurogoodies.ddsを開いた状態で起動する。

図柄テンプレート:



自作図柄を貼り付け:



トレイラーの前部、上部、サイドスカート部の色合わせ:
(要は、隙間埋め)




テンプレートを完成させたら、ソフトによっては、DXTBmpの「Send to Editor」の下、「Reload After Edit」クリックで、それをDXTBmpへ送り返せる。

できない場合は、適当な形式と名前で一旦、デスクトップに保存し、それをドラッグし、起動させてるDXTBmp上へ落とす。
すると、元の「図柄」テンプレートが、自作図柄に切り替えられる。

・自作図柄をdds形式で保存するため、DXTBmpの上部目次、Fileから「Save as」→「DDS Texture」をクリック。
保存場所: デスクトップ
ファイル名: eurogoodies.dds
ファイルの種類: DDS DXT5
によって「保存」をクリック。


次にeurogoodies.ddsをscsファイルにするため、zip化するわけだけども、ここで重要になるのが、そもそもeurogoodies.ddsが在った階層をzip内で再現すること。
でないと、スキンがゲームで反映されない。

・デスクトップに新規フォルダを作り、名前を「vehicle」とする。
その中に「trailer_eu」という名のフォルダを作り、更にその中に「company」というフォルダを作り、そこに③で作ったeurogoodies.ddsを入れる。

・解凍・圧縮ソフトで、フォルダ「vehicle」を、圧縮率ゼロ(非圧縮)のzipファイルにする。

・そのzipファイルの名前を適当なものに変更し、拡張子を「.scs」にする。

・それをドキュメント\ETS2\MODへ挿入で、完了。


反映の確認は、地域を選ばないフレイトマーケットに優先的に出てくるので、難しくない筈。
ただ、実際に牽引するには、配置換えなんて小技もあるけど、システム的にイラつくんだよね。



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