2019年10月21日月曜日

明日22日の即位礼正殿の儀について


当ブログへの訪問者各位へ。

明日は未来日本のため、お互い慎ましく、畏れ、乱れず、吠えず、穏やかな一日を過ごしましょう。

https://www.sankei.com/life/news/191021/lif1910210016-n1.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B3%E4%BD%8D%E7%A4%BC%E6%AD%A3%E6%AE%BF%E3%81%AE%E5%84%80 (一部画像)



〇産経記事抜粋





儀式が行われるのは宮殿で最も格式の高い「松の間」。

午後1時、黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)に身を包んだ陛下が、歴代天皇に伝わる三種の神器のうち天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の複製品と八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、公務で使われる天皇の印章「御璽(ぎょじ)」、国の印章「国璽(こくじ)」とともに、「高御座(たかみくら)」と呼ばれる玉座に昇段される。

続いて、十二単姿の皇后さまも「御帳台(みちょうだい)」と呼ばれる御座に昇られる。

陛下が高御座から即位を宣言する「お言葉」を述べられる。

宮殿内には、約2千人の賓客が両陛下の姿を見られるように、大小のモニター30台が設置される。モニターは薄型となり、平成のときより15台増えた。

即位礼正殿の儀で、陛下が昇られる高御座は、遅くとも奈良時代から即位式で使われていたとされる。平安以降の資料や江戸時代の絵図が残っており、明治42年に制定された「登極令(とうきょくれい)」の附式には高御座の形状が詳しく規定された。現在のものは、皇后さまの「御帳台」とともに、大正2年に復元されたものだ。

高御座をめぐっては、天孫降臨神話を想起させるという理由から、国事行為の即位礼正殿の儀に使うことに批判的な声も一部にある。平成の際には過激派の攻撃対象となり、京都から皇居への輸送に陸上自衛隊のヘリが使われた。
 だが、高御座は皇室の伝統文化に根ざした調度品でもある。修復には国内トップ級の職人らが携わり、漆芸や金工など伝統工芸を継承する機会にもなっている。

天皇陛下の「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」は、平安時代、嵯峨天皇が天子の御服と定めて以来、天皇のみが着用できる色の装束として伝わってきた。即位礼正殿の儀だけでなく、宮中祭祀(さいし)でも身につけられる。頭にかぶられる「立纓(りゅうえい)の御冠(おんかんむり)」も天皇を象徴する冠だ。

皇后さまをはじめとする女性皇族方は「五衣(いつつぎぬ)・唐衣(からぎぬ)・裳(も)」という、いわゆる十二単を身につけられる。十二単のご着用は即位儀礼とご結婚の際に限られるため、女性皇族方にとっても貴重な機会だ。既婚と未婚で長袴の色が異なるという。

こうした和様装束を天皇が即位式で着用するようになったのは、実は比較的新しく、明治天皇以降のことだ。江戸時代までの長い期間、即位式は中国文化を色濃く反映した古代からの形式がそのまま受け継がれていたため、「礼服(らいふく)」という中国風の装束や冠が用いられていた。
 皇室文化に詳しい京都産業大名誉教授の所功氏(77)は「束帯や十二単は日本の風土に合わせて発展してきた独自の装束。王政復古を目指した明治維新を機に中国風から和風装束となったのは長い皇室の歴史の中でも大変革だった」と話す。



中庭に並ぶ、「旛(ばん)」と呼ばれるのぼり旗は奈良時代には朝廷の儀式に用いられたとされ、装束と同様、中国風のものが長く使われた。江戸時代の即位式を描いた絵図には、青龍、白虎などの四神の旛も見られたが、明治以降は姿を消し、日本風に改められた。

中央に2本掲げられる最も大きい「萬歳(ばんざい)旛」には、時の首相が揮毫(きごう)した「萬歳」の文字が刺繍(ししゅう)される。
 金糸で太陽を刺繍した赤地錦の旛と、銀糸で月を刺繍した白地錦の旛の他に、皇室を象徴する菊花章の入った大錦旛2本と、五色(青・黄・赤・白・紫)の中錦旛、小錦旛が左右に林立する。



〇祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)(パレード)
https://dwl3.gov-online.go.jp/video/cao/dl/public_html/gov/sp/gosokui/index.html

※11月10日(日)に変更となりました。

・国民に広く御即位を披露され、祝福を受けられるため、天皇皇后両陛下のパレードを行います。
・11月10日(日)午後3時に皇居・宮殿を御出発になり、おおむね午後3時半に赤坂御所に御到着になる予定です。
・パレード当日は、混雑が予想されますので、公共交通機関をご利用ください。

ルート:





〇高御座(たかみくら)等の一般参観

即位礼正殿の儀で用いられる高御座等の一般参観を行います。

(東京国立博物館)
令和元年12月22日(日)~25日(水)
令和2年1月2日(木)~19日(日)
※令和2年1月6日(月)及び14日(火)は休館

(京都御所)
令和2年3月1日(日)~22日(日)
※令和2年3月9日(月)及び16日(月)は休園




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