2015年11月25日水曜日

基本的なこと: 皇室の菊のご紋は私用しちゃいけない -- ETS2、止めるわ


明治四年、1871年に皇族以外の使用が禁止された菊花ご紋章、「(十六菊)十六弁八重表菊」。

八重とは重なってる意。

表とは、弁の中央に図柄を加えた裏菊紋に対しての意。



国民使用が許容される形になったのは、戦後というけど、それ以前から、軍、神社等を始め、認可、黙認された例は多い。

忠義の前には、取り締まるだけが策じゃなかった。

また、戦後でも、その使用方法によって宮内庁からご意見された例もある。



戦後、国は、国家紋章として「十六弁一重表菊紋」を多用した。

現パスポートの表紙がそう。

戦前からの経緯上、十六菊を菊花ご紋章に準じ、それ以外を議員を含めた一般国民の、取り分け、報国性、公益性に照らされ、皇室権威への敬意の象徴としての使用が社会通念化した。

自民が保守を騙る上で、またとない材料になったわけ。



そうした乱用の兆しを野放しにせず、抑制を掛け続けたのが、実は、嫌われた右翼の街宣活動。

彼らの怒号と血気を、恐れ、嫌う一方で、むしろ皇室権威への不可侵は保ち守り続けられてる。



(いつ、いかなる時も、報国せんと、命を懸ける意志には、鼓舞が必要なんだよね。

軍事訓練での怒号も一緒。

煩かろうと、迷惑だろうと、この情勢に本気で命を懸けてれば、それどころじゃない!

って言い分が右翼に有ったとすれば、おっちゃんは納得。

だって、支那が沖縄に上陸した時、突撃できるとすれば、それが街宣に文句を言ってる、鼓舞される覇気を知らない連中である筈ないから。)



国民の「モノ」である国旗に対して、皇室・菊花ご紋章は、皇室の「モノ」。

今上陛下がご自身を見つめられる時、その内面で描かれるだろう、国を造られた「神々」の系譜、皇統の象徴。

それこそが菊花ご紋章なんだと思う。

だから、誰であろうと、どんな事情があろうと、陛下のお心に触れられる「分」は持ちえない。



崇め奉るために触れちゃならないもの。

誰の「モノ」にもできない至上権威。

それが皇室・永世の原理力。



だからこそ、

その使用は、デザイン的な興味本位や、権威を権力と履き違えた成りすますための道具であっちゃならない。

まして、たとえ十四菊でも、遊びの道具にするなど言語道断。



自分も、出来る限りの注意を払わなければと常々思う。

日章旗や旭日旗から受けるのは共有感。

菊花紋章には、原生を窺い知れる、より具体的な使命感が携わってるように見える

そこへの平民たる自分の思い入れを、せめて十四菊が適え続けてくれることを願う。

菊花紋章なくして国体正義の実証は有り得ないと信じるから。

そこに命を懸けられるくらいの覇気を、十四菊への国民としての覚悟と責任から得るられると感じるから。



ETS2MODでの菊花紋トラック削除要請を当人にしといたけど、消すわけないよな。

「何が悪いの?」って調子だし。

お陰で、このゲーム、すっかりヤんなった。

誰か分からんユーザー相手で発狂する前に、ETS2、止めるわ。

子亀MODのリンクは、そのままにしとくけど、今後もどんどんシステム変更が続くだろうから、エンジンやミッションをイジったものは直に使えなくなるかも。

んなワケで、ATS、おっちゃんの分まで楽しんでね。


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