2016年2月24日水曜日

ニコンが「1」シリーズ描写性能を継承したコンデジ「DL」機3種を発表


コンデジとスマホ対決の妙は、レンズの集光能力差で、本来、描写力じゃ、スマホに勝ち目がない。

にも拘らず、ニコンは、コンデジの上を行く筈の「1」シリーズで価格競争に加わり、コストダウンのための細目レンズに没頭。

圧倒的優位に立ってるはずの描写力を脅かし始めた。

この憂いは、今回、発表された「DL」シリーズ3機で払拭されたかも知れない。

ニコンイメージ: http://www.nikon-image.com/products/compact/dl/18-50_f18-28/?cid=JJSMN001694




〇DL18-50 f/1.8-2.8(6月発売予定)



ニコンダイレクト: http://shop.nikon-image.com/front/ProductVNA940JA.do?cid=JDSNS707782
予価: 105,300円(税込)

特徴:
共通項)
・2081万の有効画素数
・1.0型 CXフォーマット
・本体手ブレ補正機能
・5568×3712 /20.6M の最大記録画素数
・1/16000~30秒のシャッタースピード
・160~6400のISO感度
・41点AFエリア
・3型、タッチパネル、チルト式モニター
・Micro-USB入出力端子とMicro-HDMI出力端子
・Wi-Fi機能
・EN-EL24バッテリー使用

個体項)
・35mm換算で18-50mm相当の撮影画角
・f/1.8-2.8の開放値
・約106.0×63.0×57.5mmのサイズ
・約359gの重さ



〇DL24-85 f/1.8-2.8(6月発売予定)



ニコンダイレクト: http://shop.nikon-image.com/front/ProductVNA920JA.do?cid=JDSNS707784
予価: 80,460円(税込)

特徴:
個体項)
・35mm換算で24-85mm相当の撮影画角
・f/1.8-2.8の開放値
・約104.9×61.3×49.8mmのサイズ
・約345gの重さ



〇DL24-500 f/2.8-5.6(6月発売予定)



ニコンダイレクト: http://shop.nikon-image.com/front/ProductVNA900JA.do?cid=JDSNS707786
予価: 119,880円(税込)

特徴:
個体項)
・35mm換算で24-500mm相当の撮影画角
・f/2.8-5.6の開放値
・約122.5×89.9×138.8mmのサイズ
・約780gの重さ



特に注目は、DL24-500 f/2.8-5.6。

P600、P900といった超超望遠を適えたコンデジがブームになったような昨今、多くのベテランが目を見張るような力作を披露してくれてる中で、苦心惨憺の影が否応なしに見えてくるのが「1/2.3」サイズというフォーマットとも呼ばれる撮像素子の小ささ故の描画限界。

もちろん、画像の表示サイズによることだけども、その影響は、コンデジとスマホ対決の妙と比較しても小さくない。

それがDL24-500の搭載する「1.0型」は、その4倍の広さを得られる。

これが一定枠ながら、精密描画に貢献できる度合いは大きいだゼ。


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