2017年1月26日木曜日

結局のところ、NVIDIAのFounders Editionはパートナーを傷つけてるらしい …


https://www.dvhardware.net/article65873.html

DigiTimesの情報元によれば、NVIDIAが「自社ブランド」のビデオカード、Founders Editionを持ち出して以来、AIBパートナーの収益率は悪化の一途を辿り、今後、それは更に深刻化すると見られてるそう。

Nvidiaパートナーのトップ6、
Asustek Computer、Gigabyte Technology、Micro-Star International (MSI)、Palit Microsystems、香港Zotac、支那Colorfulは、2016年に15億9500万ドルの利益を得たが、それは、Nvidiaが最後の4-四半期で得たものの10分の1に過ぎないってさ。




もっとも、超保護主義者・トランプにしてみりゃ、ホワン君はとっても良いヤツってことになるんだろうし、つまりは、ここに、Pascal GeForceの値上げ部分の一つが隠されてたってことになるんだろうね。

昨日のニュースじゃ、トヨタは680億円、トランプにカツアゲされて、米国に無駄な工場建設と雇用のための投資を行うことになりそうだって。

トランプの反移民を真に受ければ、需要と供給、傾向と対策のバランスへ力づくで割って入るような680億円と雇用継続のための資金は、価格引き上げ以外に埋め合わせがない。

このことは、FoxconnにしてもTSMCにしても一緒で、言わば、ホワン流の無駄な経費を括り付けることで値上げを流通的に肯定させちゃう手法に、台湾企業が飛びつく図式を米国が作り始めてるように見える。

そして、もし、トランプの米国による産業囲い込みが成功すれば、アジア経済圏は崩壊に向かうんだろうけど、
価格破壊から生まれた新星経済圏が、価格上昇を目的にした超新星経済圏に取って変えられるなんて道理はない。

Pascalの値上げ成功は、たまたま、ツイてただけ … ってことにできるなら、トヨタをはじめ、勇んで乗り込むアジア企業の米国での終焉の哀れを、トランプがケツを割る醜態を、僕たちは眺められるかも。

それを契機に、むしろアジアで大躍進する日本企業の出現を期待したいっちゃね。




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