寅さん・仁義 1971年版 第6作 純情編より

おっちゃんは、ずっと、社長シリーズの森繁久彌氏が好きじゃなかった。

下品で煩いばっかりの共演者らも。

ところが、冒頭で、森繁氏のアップの、その表情に打ちのめされた。

物静かで、変哲もないリアリズムに、今でも鳥肌が立つっちゃね。

あぁ、凄い俳優だったんだな、と、遅まきながら思い知らされた。m(__)m





物語は、さくらと、若尾文子氏っていう当時を代表する美人女優の競演になるんらけも、寅さんが若尾氏から振られるっていうよりは、拒絶されちゃうんよね。

感じワル。

監督、そりゃ、なかっぺ？と、今も昔も、口に出さずにはおられんちゃ…