2016年2月10日水曜日

転載) 浮かれ大臣噴出で政体の罅割れを止められない安倍自民のゼロ危機感


安倍・麻生の自民支配体制に4年目の今も揺るぎはない。

当初、紆余曲折が有ったらしいが、結局は、麻生親分を取り持った安倍の勝利だ。

目指すは2020年。

東京五輪の言わば桧舞台に総理の名札で立つ気らしい。

しかも、それが実現すれば、政体代表の短命さで海外から笑われ続けた永田町・狸御殿の面目躍如。

自民からノーベル賞候補だの、否、世界遺産候補だのと、奇声が上がるのは間違いない。



そんな危機感ゼロの政権にとっての深層問題は、裸の大将を集結させた小選挙区中心の致命傷、人材不足。

例えば、丸川珠代(参院・東京都選挙区)環境相。

7日、長野県での講演で、年間被曝量「1ミリ・シーベルト以下」という国が制定した基準に根拠がないと発言し、問題になった。

こうした基準値の見方は多様で、専門家でこそ意見が分かれる。

そこにお抱え大臣が、多少の個人見識を持ち込めば、状況は一層混乱する。

もちろん、その混乱の良し悪しは別で、是正のため、必要な混乱もある。

が、ここでの大問題は、当初の報道で、丸川大臣が「発言に覚えがない」と訴えていたこと。

今は、まるで明確な意図の上でのように言ってるが、大抵の場合、真実は最初に語られる。

つまり、報道に間違いがなければ、すぐに忘れてしまう程度の思い付きで、国策についてベラベラ遣れる安易な人間か、夢遊病者のような人物が一国の大臣に指名され、務めているってわけだ。

こんな恐ろしいことは滅多にないし、それを形成する安倍体制は、逆の意味で恐怖政治に近い。



くれぐれも言っとくけど、安倍は独裁者に成り得ない。

それが保護する経済は、米国に抱えられなきゃ成り立たない。

日本を独裁してるのは、その米国白人主義社会で、安倍は、所詮、黄色い、その信者でしかない。

日本の地方創生という金満小選挙区には、それを覆す大志もない。



また、島尻安伊子(参院・沖縄県選挙区)沖縄北方領土担当相は、9日、記者会見で、北方領・「歯舞(はぼまい)」群島が読めないという大失態を演じた。

これは、担当大臣として「君が代」を斉唱できなかったに等しい。

勉強以前。

「くなしり、しこたん、えとろふ、………さ、さど?」などとロシア側へ遣らかす前に、辞任すべき。

辞任し、ロシア、米国への無影響を最優先しただろう安倍の采配を討て。


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