2017年8月30日水曜日

AMDはLlano APUに基づく証券詐欺訴訟で2億9,500万ドルの和解案を提示~


https://www.dvhardware.net/article67162.html
http://www.guru3d.com/news-story/amd-agrees-to-pay-29-5m-to-end-llano-lawsuit.html
http://www.reuters.com/article/us-usa-adv-micro-dev-lawsuit-idUSKBN0MS58E20150401

2014年のAMDへの証券詐欺(securities fraud)訴訟は、2011年に発売したデスクトップ向けAPU、Llano(AMD Fusion)が持つ供給問題と、性能問題をAMDが故意に隠し、株価を吊り上げたとして、2011年4月から2012年10月までにAMD株を購入した投資家らによって起こされたもの。

供給が滞った理由をAMDは、当時、急増した需要のためと説明してたらしい毛も、実は、注文が芳しくないまま、2009年以前から、業界は深刻なシリコンウエハー不足を抱えてたってことのようずら。

また、性能問題とは、Intel Sandy Bridgeとの競合を見せかけたとするもの。

供給問題から脱し、生産が予定に追いついた頃、性能問題を抱え続けたLlanoは、大量在庫に至り、AMDは1億ドルの損失を計上した上、2012年10月には、74%の株式を下落させたそう。



現地の8月29日、法廷で裁判官が、供給問題は、2011年以前からあったことを認める発言をしたあと、
AMDは、自社が非を認めないことを条件に、2億9,500万ドルの和解金支払いを提示したっちゃね。

和解には裁判官の承認が必要で、問題がなければ10月9日までに合意に達しそうだってさ。



需要急増は、詐欺の始まり?




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