2015年10月24日土曜日

NETFLIXで映画「タクシードライバー」の評価が低くて驚いたっちゃ


http://www.netflix.com/browse/




三ツ星半くらいだったから、満点、あげといた。
三ツ星半半くらいには、なったかな?



男は観るべきだよ。

ロバート・デニーロの格好良さには鳥肌が立つ。

それ以上に、
男なら、いつか、必ず出くわすだろう、人生を分けてしまうような修羅場、一瞬の閃光のような土壇場を垣間見せてくれる一級品。

只管依存し、逃げ回るだけの似非保守・安倍のネットの子供たちには、到底、理解できない、
曖昧で不確実な現代社会の成り行き、弾みに捉えられた、一瞬の自己放棄の醍醐味を教えてくれてるような、
そんな映画だ。



誇り高い男は、女に振られることで、自分が負け犬の生活にドップリ浸かってることの惨めさを知る。

それを打破し、現状を葬るための手段として選んだのは、持ち前の蛮性ゆえなのか、暗殺…

が、
負け犬にとっての標的としちゃ、相手がデカすぎた。

まんまと失敗。

ここがリアルなのね。

男は、改めて自分を振り返り、そこで同居してる世界の、遣るべきことを見定め、突撃する。

銃弾を食らって崩れ落ちるデニーロの描写は、今なお、斬新で震える。

音楽に効果要素以上に頼らないのは、黒沢作品と重なる。


1976年の米国映画。
監督は、マーティン・スコセッシ。


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