2015年2月25日水曜日

佐渡・小木航路: 値上げ船酔い地獄と欠航地獄?の双胴船、第二血税丸運賃


高額運賃地獄と血税流用地獄に塗れる佐渡航路の病原、佐渡汽船。
佐渡島が飲み続けてきた苦汁の半分以上は、ここの責任だ。

それを去年、
両津航路にお目見えした建造費60億円血税丸抱え、第一血税丸運賃の値上げ率計算を間違えた挙句、それを安倍総理、自民党へ、のこのこ送りつけると言う想像を絶するヘマを遣らかしたガメチン。
その落とし前に、最大、日に2000を超えるアクセスを頂いたガメチンBBSを閉じざるを得なかった。

自分のマヌケさに呆れたが、今度は、ここを早々に閉じることのないよう、殆ど祈る気持ちで、これを書いてる。

ちなみに、第一血税丸を就航させた佐渡汽船2014年期決算は、2度の下方修正に追われた今年に入り、赤字見通しとなっている。


建造費60億円の半分が血税補填された小木航路・第二血税丸の就航予定は、4月21日。
「ナッチャン」の名で運行され、高額運賃と、揺れ、欠航に泣き、破綻した北海道航路の双胴型フェリーと同形式。
豪州の造船所というのも一緒。

先例の心配より、見た目の珍しさ、奇抜さで押し切れてしまうのは、血税依存の上場企業と言う資本社会を捻じ曲げたデタラメさの成せる業。
一方で、これを放置する新潟県、国会の、政治的金銭的思惑も見えなくはない。

地方の名誉と誇りへの躍動が、何かしらの擦れ違いから誤った所へ権威を与え、祀り上げてしまうという不運。
それに乗じ、そこへ金を集中させ、得体の知れない腕力によって無謀な無駄を繰り返す。

単に巨額が動くだけで、そこに生産性も収益性もないから、結局、それが築き上げるのは、国の大借金の上乗せ地獄。


さて、
その運賃。
ガメチンの誤りを防ぐため、今回は、至極簡単に。

公表されたのは4月21日から6月30日までの期間。
http://www.sadokisen.com/data/info/f11424393323.pdf
高速船フェリー(第二血税丸 / 今回導入された急行料金を含む)

・旅客2等片道(大人): 3,910円 (現行2,720円)(両津航路同期間2,510円)

・車両4m以上5m未満片道(大人1人2等含む): 20,930円 (現行19,430円)(両津航路同期間17,900円)

旅客の値上げ率は43.75%(ガメチン、並びに記載に間違がなければ…)
車両は7.72%。

もちろん、島内発運賃の一部では、便宜が図られる。
ただし、
車両の値上げ率は、今後、一層高められていく筈。

集客さえ佐渡汽船の思惑通りにことが運ぶなら、こんな佐渡航路になってない。


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