2016年6月16日木曜日

金融機関が目の不自由な貯金者の払い戻し伝票を不十分だと門前払い


で、話し合いに行ってきた。

2時間超えの結論からすると、支店の副長責任で、次回以降、払い戻し時に便宜を図ってくれるとのことなので、矛を収めた。

でもね、金融機関ったって威張ってるだけで役所と一緒、アホだわ。



目の不自由な人が交通量の多い道を1キロほどを歩いて、ようやく金融機関へ辿り着いたら、自筆の伝票が必要なのに、通帳の口座番号等、字が小さくて読めない。

その上、伝票の記入欄が、これまた小さくて、どこへ書けば良いのかさえ分からない。

それを言ったら、「ウチの伝票は大きい方なんです」って返されたって。

そこで、従業員から「伝票が完全に書かれてないと払い戻し手続きが出来ません」と言われたら、さて、貴方ならどうする?

当人は、帰るしかないと思っちゃった。

全盲の人や認知症等の人のために、事前に代筆の申請が可能らしいけど、それを知らなかった。



支店の副長の言い分は、「規則なので」…

「ご意見は今後に検討させて頂きます」…

それで、わざわざ出向いた、こっちが帰ると思ったんやろか? (。◕‿◕。)



規則に従いながら、何の落ち度もない貯金者が門前払いを食ってる事実は、フツーの意識なら規則に問題がある証拠と捉えるよ。

それを認識できないから「今後に検討」なんて裕長に構えてられる。

ところが、肝心の当人は、解約するにも、いずれ、また、引き出さなきゃならないから、何時何時、この二の舞を踏ませられるか分からない不安を抱えてなきゃならない。

自分の金でだよ…



こっちの目的は、その不安を取り除ける確約を得ること。

向こうに誠意があれば、この時点で救済策を話し合えたと思う。

30分で終わってた。

つまり、フツーに誠意を示すって、頭が要ることだったのね。



副長を前にして、地域の管理センター長に電話して話してみたけど、言うことは一緒。

規則が対応できてない客の扱い改善を約束できないなら、「目の不自由な人の利用お断り」看板、TV・新聞広告を出せ、ってこと。

解約の手続き、全部済ませて、当人宅へ全額届けに行ってこい、ってこと。



欠陥規則が放置された3流システムの上に胡坐掻きやがって、テメーらの客は事業者だけ、安倍式、米国式で、個人は蹴飛ばしてりゃ良いのか?

システム作りの上に情を活かせるのが日本の映えだったんじゃねぇのか?

規則に従うだけで、その正否を問わず、弱者を蹴散らし、日本人として、男として恥ずかしくねぇのか?

テメーらは舛添か?

ってなことを延々喚き立て、帰る素振りが微塵も見えない(お巡りさんが呼ばれるまで帰るつもりなかった)こっちに対して、どうも、「日本人なら、男なら」に反応したらしい副長が、やっと妥協案を出してきた。

それが、最初に書いた便宜。



当人に報告したら、喜んでくれてて、ま、偽善者のガメチンとしては、良かったかな。




0 件のコメント:

コメントを投稿