2020年4月24日金曜日

「陽性率」は続出する日本のウィルス対応失敗を補う試金石になるのか?


東京都の「陽性率」は高止まり 感染収束へ検査拡充急務
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200424/ecb2004241048003-n1.htm
2020.4.24 10:48

「新型コロナウイルスの感染者の増加が続く中、東京都でPCR検査数に対する陽性者の割合を示す「陽性率」が高止まりしているのを危惧する声が出ている。市中感染が広がり、潜在的な感染者を把握できていないことが推測されるからだ。オーバーシュート(爆発的な患者急増)が起きた欧州では、陽性率が一定割合を超えると死者数が増えたとの分析もあり、都も同様の傾向がみられる。死者数を抑制し、感染収束に向かうために検査数の拡充が急務となっている。



千葉大大学院の樋坂章博教授(臨床薬理学)らの研究グループは、欧州各国の検査状況と死者数の関係を比較。検査数の多寡は死者数と関連性がなかったが、陽性率7%未満の国はそれ以上の国に比べ、死者数を15%に抑えられていることが分かったという。

感染症の場合、一般的に陽性者数の増加に遅れて、死者数の増加が始まるが、樋坂氏らの研究では、陽性率が高いほど短期間で死者数の増加が起きることも判明した。「検査が不十分で発症前の感染者を見落としていたか、重症者の入院が手遅れになった可能性が高い」(樋坂氏)。」



樋坂教授も本文中に書いてるが、検査数が増えれば実質、無症状等の感染者数は増えるのが道理。

それに即応できる医療体制が必要になるが、暴言保健所長が君臨する埼玉では、保健所指示で自宅待機した2人の陽性患者が入院前に亡くなるという、そら恐ろしい事態が引き起こされてる。

岩手で起きた帰省妊婦への医療放棄・たらい回し事件も含め、安倍が賛美する日本医療従事者は、自民、医師会の馴れ合いに乗り、意識を偏向させた穴だらけの怪物と化してる印象を拭えない。

「陽性率」が、この事態に有効化されることを祈るばかり。




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