2020年5月3日日曜日

改憲は実行者の意識の高さを表すものなんだよ・安倍に触れさせちゃならない~


不作為の戦後日本からの脱却を 評論家 西尾幹二氏
https://special.sankei.com/a/column/article/20200503/0003.html
2020.5.3

軍事的に何もできない自衛隊を永遠化するという、ある種の絶望的断念宣言に見えた

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「平成29年5月3日、安倍晋三首相は憲法改正に関する新しい提案を行った。9条1・2項を維持したまま、自衛隊の根拠規定を追加するという加憲のアイデアであった。9条2項が残存するため矛盾した内容になっている。後世に憂いを残す案で、軍事的に何もできない自衛隊を永遠化するという、ある種の絶望的断念宣言に見えた。

腰の引けた、何か目に見えないものにおびえた、すべてに遠慮しているような首相のこの姿勢は、われわれの生き方を背後から縛っている心理的ムードを形成する戦後日本そのものといっていい。

首相提案では、もう一つの項目として緊急事態条項があった。用心深い注意項目としてこれが加えられたことは、私も大賛成である。しかし、遺憾なことに、その際、真っ先に想定例として挙げられていたのは自然災害であって、外国による日本の国土への侵略が第一に掲げられていなかったのである。

緊急事態とは自然災害だけであろうか。私は、明日にもおこるかもしれぬ国土の一部への外国からの「侵略」をどう考えるかがまず真っ先に意識されなくてはならないと考える。改正される憲法に記載されるべきは、このような場合における「反攻」の用意である。」



安倍の意識の低さ、低俗さは、今更説明するまでもないやね。

が、一層、声高になってるのは、地位の終焉を前に、このまま不出来な総理のままでいることに耐えられなくなったってところか。

自覚のなさ、自惚れさじゃ、天下一品だし。



最も改憲に相応しい総理を言うなら、故田中角栄氏だったと思う。

あの人ほど、イナカ小選挙区に塗れながら、それを先導出来た人っていなかったんじゃないけ。

安倍が持ち得なかったリーダーシップ。

ただのバイタリティーだけじゃない責任能力の超大さ。

そこにこそ、国、地域への至誠の自己放棄を感じさせる。

そして、惜しむは、その中で散ってったこと…

安倍よ、お肉券、お魚券の如く、選挙区に阿るしかできない程度の総理は、改憲など身に重すぎると気付くのを終焉の花とせよ。




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